犬を飼いたい
  
「・・なぁ、本当に引退しちまうの?」 
「何を死にそうな顔をしている。私は、ドライバー以外にやりたい事も山ほどあるんだ。」
 「・・以外って何よ・・・・?」
「そうだな、例えば・・」
「例えば・・?」 
 「そうだな、いつか、犬を飼いたい。」
 「犬ぅ?」
 「あぁ。ドライバー生活ではできなかったからな。大きくて、温かくて、よく走る犬だ。」
「そっか。・・飼ったら遊びにいってイイ?。」
「願い下げだな!
「ひでぇ奴!」 
 
 (その後)
 
「グーデリアン!なんだあの隙丸出しのコース取りは!。お前の頭脳はミドリムシか!!
 「み・・ミドリムシぃ?」
 「霊長類とはいわん、せめて、犬猫並みの知能をもって走らんか、この単細胞生物め!
「・・・あ、そういえば。」 
 「人の話は最後まで聞け!
「犬飼いたいって言ってなかった、お前?ちょうど知り合いのブリーダーが・・」
「ええい、今の私の精神に犬を飼う余裕があると思うか!これ以上手のかかる生き物を増やすな!!!
「今なんか飼ってたっけ?」
「・・・貴様だ、ジャッキー・グーデリアン!!
 
 
 
・・多分、口の悪さとか愛の薄さでは色々と一番な気がします、うちの監督さん。
で、この後、Webで「ミドリムシ」を検索したグーさんはきっと殴りあいを仕掛けていると思います(鈍さでも一番か)
 
 
ブラウザのバックで(以下省略)・・